フィールドナースは、産業看護師の一種で、医療機器メーカーに勤めて製品の導入や、営業サポートを行う看護師のことです。看護師の資格以外には、運転免許や、英語力が必要なケースも。主な仕事内容をご紹介します。
フィールドナースは、心臓ペースメーカーやICD等の自社製品を販売するお仕事。営業と一緒に病院へ出向いてデモンストレーションを行ったり、製品導入の立会や本社で電話対応を行うことも。OLと同じ時間帯で働きながら、安定した収入が得られます。
看護師としての経験が豊富で英語力もある方は、外資系医療メーカーに就職するのが理想的。外資系医療機器は公用語が英語なので、マニュアルや資料を読むのに重宝されるでしょう。年収500万円を越えるところも珍しくありません。企業によってはさらなる年収アップも期待できます。
看護師経験があればとくに資格はいりませんが、業務には、コミュニケーション能力、営業力、マナー、英語力など、高いビジネススキルが求められます。これらのスキルを習得すれば、自分の価値を高めることができるので、なるべく若いうちにチャレンジすると良いでしょう。
フィールドナースになるには、医療機器メーカーに就職・転職するのが一般的です。とくに外資系医療機器メーカーは競争率が高く、求人がなかなか出ないので、看護師の転職支援サービスに登録しておきましょう。求人が出たタイミングで連絡をもらうことができて、面接対策も受けられます。
医療機器メーカーは、東京、大阪などの大都市圏に集中しており、地方都市での募集はほとんどありません。
長年、病院で勤務していた看護師にとっては、ビジネスマナーが大きな壁となることがあります。名刺の受け渡し方や敬語の使い方、営業の仕方など、どうしたら良いか全くわらかないという看護師も。また、倍率が高い職業なので、面接時からマナーを身につけておく必要があります。
看護師として働いた経験を
予想以上に活かせました
思い切って飛び込んで見ると思いの他面白い仕事なんです。勿論慣れるまでに苦労は多々ありましたが、病院看護師として働いた経験を予想以上に活かす事ができます。違った面から自分のかつての職場である病院の医療に携わる事で、新しい発見もありました。
競争率が高い採用を切り抜けて
年収が2倍近くに
面接でもたじろぐことなく、乗り切ることができ、競争率何十倍という険しい道を切り抜けることができました。今では年収も2倍近くになり、希望通りの年収600万円というラインもクリアしていますし、この仕事を長く続けていければと思っています。
結婚生活と両立できそうだなと思いました
働き始めたばかりですが、勤務体系が安定しているので、体にかかる負担はとても楽になりました。この仕事なら、結婚生活と両立しながらできそうだなと自信を持っています。
フィールドナースのように看護師資格や経験を活かせる仕事の中で、もう少しハードルが低いものもあります。看護師を辞めるなら、第二の人生を考えて、今のうちにあなたに合った生きがいを見つけませんか?まずは、適職診断を受けてみましょう。