足裏を刺激して血液やリンパの流れをよくし、身体の調子を整えようというリフレクソロジー。足裏だけでなく身体の仕組みについての知識も必要とされます。リフレクソロジーの仕事と資格の取得方法についてまとめています。
リフレクソロジーは、足の反射作用を利用し足裏を刺激することでリンパにアプローチし、体内の老廃物の排泄を促すことを目指すもの。リフレクソロジストは、こうしたリフレクソロジーのトリートメントのほか、身体の仕組みや栄養素の働きなどを学び、健康面でのアドバイスをすることもあります。
リフレクソロジストは、リフレクソロジーの技術はもちろん、身体の仕組みについての知識が求められます。また、相手をリラックスさせたり安心させるカウンセリング力も必要とされるので、看護師としての知識や経験も活かせる職業だともいえるでしょう。
資格取得後は、リフレクソロジーサロンのほか、エステやアロマテラピーなどのボディマッサージなどの施術を行っているサロンやホテル、旅館などへの就職が考えられます。サロン開業をする場合には、専用機械や薬剤などがないため、初期投資が少ないというメリットがあり、開業しやすい職業です。
リフレクソロジーを行うリフレクソロジストには公的な国家資格がなく、民間資格を取得する人がほとんど。その主な認定団体として、「JREC日本リフレクソロジスト認定機構」があります。
JREC日本リフレクソロジスト認定機構とは、日本におけるリフレクソロジーの普及と発展を目的として1999年に設立しました。リフレクソロジーのプロとして必要な知識や技術を伝えるために、ライセンス認定試験を実施しています。
リフレクソロジーは、ここ数年の急激な普及により、駅ビルの一角でもサロンが見受けれられるようになりました。そういったサロンに就職することも可能ですし、個人で開業することもできます。なかには、出張で施術を行う方もいるようです。
体が資本なので、手をケガしたり、病気になってしまうと仕事ができなくなります。また、体力が必要なので、年齢を重ねていくと辛くなるかもしれません。
受講するカリキュラムや取得を目指す資格によって異なりますが、期間は数カ月~1年ほど、費用は5~100万円とかなり幅があります。JRECの場合、通学コースで6カ月216,000円。通信コースの場合、リフレクソロジスト養成講座は194,400円、マスターライセンス対応講座付きが572,400円、期間はどちらも1年間となっています。
勉強し続けるやる気が必要
身体の構造や理論が必要になるため、生物や化学などの分野に強いと続けやすい気がします。接客業でもあるので、接客技術や礼儀作法・マナー等が必要です。東洋医学・西洋医学の両方を勉強する熱意ややる気が必要になると思います。
技術と知識を身に着けてしまえば開業も可能
お客様が施術後、スッキリした顔になって「ありがとう」と言ってもらえることに、なによりもやりがいを感じます。一度手技を覚えて知識を身につけてしまえば、やる気さえあれば、自分の店を開いてやっていくこともできると思っています。
お客様に指名してもらえると
やりがいを感じます
お客様に喜んでもらえた時にやりがいを感じます。指名してくださる方が増えて、定期的に通ってもらえるようになると、この仕事をやっていて本当によかったと感じます。
※体験談の参照元:スタンバイ(https://jp.stanby.com/contents/detail/reflexologist/enquete)
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